【Munekawa (ムネカワ)】~機能美を追求するクラフトマンシップ~ 2024/09/20(金) NEW ITEMTOPICS 皆様いつもSORAオンラインストアをご利用いただきありがとうございます。SORAオンラインストア バイヤーの橋本です。今回ご紹介するのは、我々にとって初の取り組みとなる「革小物」。新たなジャンルを開拓をしていく中で出逢うことの出来た、大阪・大国町に製作アトリエを構える革小物ブランド<Munekawa(ムネカワ)>。 実際にアトリエを訪問し、制作工程や職人の方にも直接お話を伺うことが出来、アウトドアブランドとも通ずる”機能美”を追求し続けている同ブランドの魅力をご紹介させて頂きます。 目次Munekawaの拘りL字ファスナー財布”Cram”薄型二つ折り財布”Carriage”薄型小銭入れ”Undo”極小コインケース”Palm” Munekawaの拘り ブランドの創業は1999年。代表の宗川佳弘氏が、物作りに没頭する職人への憧れから革製品を作り始める。その殆どが独学で学び、ハンドメイドで制作した製品をフリーマーケットでの販売を経て大阪・大国町に店舗兼製作アトリエを構え、現在はオリジナルの革製品の製作・販売を行っています。 前 次 「愛着を持って長く使える」を信念とし、壊れにくさ且つ機能性を追求した先に辿り着いたミニマムなデザインがMunekawaのアイテム。 まず、革製品で最も故障や修理が多いのが「縫製箇所」Munekawaは極限まで縫製箇所を減らすべく、他ブランドに比べてもパーツが少ないのが特徴です。しかし、そのパーツ減らすということはワンパーツ毎が大きくなる為、ムラの無い上質な皮革が必要に。 そこでMunekawaが主に使用しているのが、イタリア産のブッテーロ(植物タンニン鞣し)。 見た目の美しさは勿論の事、使い込む毎に味わい深い表情に。また、上質な革はしっかり目が詰まっているので、縫製のピッチも細かく入れることが出来る。1つ1つのピッチ幅を見れば、その細かさは素人の私でも分かるほど。それにより自ずと耐久性も上がるという訳なんです。 また、裁断に関しても職人が自分の目で確かめ、強度のあるところや伸びにくいところ確認しながらパーツ毎の特性に適した場所を選定。これらの工程が職人たちの手作業によって行われています。 そしてミニマルな見た目を更に際立たせる、コバ(裁断面)の磨き。最終の工程で製品の仕上がりを左右する重要な工程。磨き方によって持った時の手触りも大きく変わってくる。製作した職人自ら、時間をかけ丁寧に磨き上げていきます。 その他にも、紙幣やコイン・カードの滑りや強度を上げるべく裏地への革の使用することや、開口部には3重縫製を行い、長年の使用による糸切れ・革切れを防ぐこと等、1つ1つの工程・素材・パーツの細部にまで、愛着ある一品へとなりうる拘りが。 丈夫且つ機能的な製品。そして、パーツが少ない故にどのアイテムもミニマルな仕様。 ブランドの信念は、「職人の高い技術」と「上質な革」、使う人を想い、絶えずアップデートを繰り返しながら、「物作りの中から生まれるアイデアを形にする」ことで貫かれ続けています。 L字ファスナー財布”Cram” Cram¥34,100.- tax incol. BLACK / BLUE / GREEN 商品ページ コンパクトなファスナー財布が欲しい、 という要望から生まれた ブランドNo.1人気のL字ファスナー型財布。 商品名である「Cram」は【詰め込む】という意味の通り、 見た目以上の収納力を誇る。 大きさは一般的にL字ファスナー財布に比べて 一回り程小さめでミニマル。 ですが、単に小さくしてしまえば お札の出し入れがし辛いだけでなく、容量も減ってしまう。 コンパクト性と機能性、収納性を備えるべく、 随所にMunekawaの拘りが詰まっています。 まず特徴なのが、一般的なファスナーに比べ1㎝程深く設計されている通称”J字”型のファスナー。これにより開口部が広がり、コンパクトながら出し入れも非常にスムーズに。縫製にも手間が掛かる工程ですが、使う人を想い、設計された細かいアップデートがMunekawaの神髄です。 前 次 紙幣の入れ方にも工夫が。通常のL字型は紙幣の収納は縦に収めることが主流となっていますが、このCramは中央にあるコインポケットの底を浮かした設計となっており、紙幣をU字のように下に潜らせられる仕様。 それにより、コンパクト性を維持するだけでなく、ファスナー型財布の問題である紙幣をジップに噛ませることなく収納可能に。そして、財布の向きを変える事なく、紙幣・コイン・カードにアクセスし易くなっています。また、紙幣を潜らせるべく浮かした設計となったコインポケットも機能的。ポケット自体が浅くなったことにより、コイン自体の取り出しもし易くなっているのです◎加えて、マチを搭載することで容量はしっかり確保。さすが、人気ナンバー1。ブランドの拘りが詰まった逸品です。 薄型二つ折り財布”Carriage” Carriage¥24,200.– tax incol.BLACK / BLUE 商品ページ コンパクト且つカード収納可能な二つ折り財布。 ハリのある革を使用している為、使い始めこそ少し膨らみがあるものの、使い込むことで革が馴染み、財布単体の厚みは1㎝を切る程までに。 前 次 内側の左右非対称の革パーツで紙幣を留めることで、スムーズで抜け落ちることが無く、紙幣を出し入れする”所作”が美しく見えるように設計されています。それ故にシンプルなデザインですが、カードポケットには8枚程度、馴染むにつれて最大15枚程まで収納可能な容量を確保。また、前モデルから縫製箇所がアップデートされており、最も負荷の掛かりやすい折り畳み部分の縫製を無くすことで、壊れにくさが向上。 見た目にも上品でミニマルな佇まいに仕立てられています。 薄型小銭入れ”Undo” Undo¥9,350.– tax incol.BLACK / BLUE / CAMEL 商品ページ 革の特性を活かしたマチを無くした設計のコインケースは、改良を重ねながら20年以上作り続けているロングセラー。 使用しているブッテーロは、繊維密度が高く、ハリがあるのが特徴で、伸縮性のある革の為、使い込み馴染ませていくことで容量も広がり、最大でコインは30枚程の収納が可能までに。また、マチを無くすことで洋服のポケットに入れた際にもジャケットやパンツのシルエットが崩れにくいだけでなく、中身が動きにくく、ジャラジャラとした音も出ない◎ またコインを取り出す際は、ホック部分を起こして傾け、コインをスライドさせると内側で受けることが出来、こぼれにくい。ここにも機能的で使い勝手の良い構造が◎ そして、折り畳んだ紙幣が一枚収納出来る程度のポケットも搭載。機能的且つ、非常にスマートに持ち運べるコインケースです。 極小コインケース”Palm” Palm¥6,600.– tax incol.BLACK / GREEN / BLUEexclusive col. ORANGE / PURPLE 商品ページ 使いやすさに拘ったシンプルで機能的な極小コインケース。 また、素材に使用しているブッテーロは自社アトリエで極限まで薄く仕上げている拘り。 前 次 実はこのコインケース、使用しているパーツは一つ、そして無縫製。ホックの金具のみで型を形成しているミニマルさ。革を包み込むようなデザインで、縫製を省いている分縫い代のデッドスペースが無く、最大限まで容量を確保しています。また、裏地には国産のピッグレザーを使用し耐久性も高く、汚れも目立ちにくい◎ また、こちらもUndo同様に、 傾けてコインをスライドさせると 蓋の部分でコインを受けることが出来る且つ 中身が見やすい構造になっています。 用途としてはコインケースとしてだけでなく、 アクセリー入れとしても重宝する 女性にもおススメなアイテムです。 そして、今回特別にSORAオンラインストアのみの限定カラーとしてORANGEとPURPLEカラーが登場。使い込む毎に鮮やかに色目に育つ、パープル。ビビットなカラーリングで映えるオレンジ。天然革ならではの味わいを存分に楽しめる色目となっています。 僕たちが自信を持ってお勧めする革小物。ミニマルで機能美に溢れたMunekawaのアイテム達を是非手に入れて下さい。橋本